シミ・そばかすの基礎知識
2017年03月03日更新 2017年01月31日公開

背中のシミができる原因と治療法

背中は自分で確認することが難しい部位ですが、夏場に紫外線を多量に浴びるとシミができる可能性があるので、定期的にチェックすることが大切です。今回は、背中のシミができる原因と治療法をドクター監修の記事で解説します。

背中のシミができる原因は紫外線だけではありません。原因を知っておき、対策を立てましょう。また、シミが確認できた場合はドクターに相談することをおすすめします。

背中のシミの種類

背中のシミは、紫外線やニキビ跡などによるものだと考えられます。

紫外線によるシミ

紫外線に長時間あたり続けていたり、強い紫外線を浴びたりすると、メラニン色素を生産するメラノサイトがダメージを受けて、過剰にメラニンを作るようになります。それが原因で老人性色素斑やソバカスができます。また、光線花弁色素斑は強い紫外線を長時間浴びることで、やけどのような水ぶくれができ、そのあとに現れるシミです。花が咲いたような形、こんぺいとうのような形で現れやすいため、こう呼ばれています。背中のシミは気づきにくいですが、合わせ鏡でチェックしたり、家族や友人に見てもらったりして早めに発見しましょう。

ニキビ跡による色素沈着

肌に炎症が起こると、当初赤かった皮膚が茶色く変色することがあります。これは、炎症後色素沈着という現象です。ニキビや紫外線で肌に炎症が起こるので注意が必要です。また、紫外線を浴びるとメラニンが作られてシミが消えにくくなるので、しっかり紫外線対策をしましょう。背中や二の腕にぶつぶつが現れる毛穴性苔癬(もうこうせいたいせん)に摩擦を加えすぎることで色素沈着が起こり、シミが現れるケースもあります。

背中のシミの治療

シミはセルフケアでも対処できますが、背中は手が届きにくいため適切に対処できない可能性があります。また、シミの種類や性質、濃さなどを見て適切に対処する必要があるので、まずはドクターに相談しましょう。治療法としては、レーザーや光治療、ピーリングなどがあげられます。高濃度のビタミンCの注射やハイドロキノン、トレチノインなどを含む外用薬などもあります。適切ではない治療を受けるとシミが悪化することもあるので、実績のあるドクターに相談することをおすすめします。

また、クリニックで治療しつつ自宅でケアを続けることが大切です。治療法によってケアの方法が異なるので、ドクターからしっかりと説明を受けましょう。

ニキビ跡によるしこり・ケロイドの治療

しこりやケロイドになったニキビ跡は、放置しても治る可能性は低いです。そのため、早めにドクターに相談して治療を開始することが大切です。保険適応のものと自費診療のものがあるので、治療法と金額の説明を受けて自分に合った方法を選びましょう。保険適応の治療法は、ニキビに有効とされる外用薬の処方、ステロイド注入などがあります。

自費診療の治療法

自費診療の治療法は次の通りです。

  • レーザーや光治療

深いクレーターなどを部分的に改善させるレーザー治療、色素沈着や赤みなど広範囲を改善させる光治療があります。皮膚を蒸散させるタイプのレーザーでは、治療直後にかさぶたができるものもあります。レーザーの種類にもよりますが、かさぶたがとれて元の状態に戻るまでに10日前後かかることもあります。また、数か月は皮膚の赤みが消えない場合もあります。

  • ケミカルピーリング

酸性の薬剤をシミに塗り、古い角質や毛穴のつまりなどを溶かして取り除く治療法です。肌の新陳代謝を促進させる効果が期待できるので、ニキビ跡に有効とされています。

  • イオン導入

微弱な電流を流して、ニキビ跡の改善に効果が期待できるビタミンCなどの有効成分を皮膚の奥深くまで浸透させる治療法です。色素沈着や赤みをともなうニキビ跡に効果的な場合が多いといわれています。

  • ダーマローラー・フラクショナルレーザー

細い針が付いたローラーやレーザーで、肉眼で確認できないほどに小さな穴を皮膚に開けます。これは、傷ができたときに自然に治癒させる力を利用して肌の再生を促す治療法です。特に、凹凸があるニキビ跡に効果的とされています。

  • 皮膚再生

損傷した血管や細胞を修復させる血小板を多く含む多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)を肌に注入します。特に、深いクレーターのニキビ跡に効果的とされています。

背中にも紫外線対策をする

夏場は肌の露出が増えるため、紫外線によるシミができやすくなります。日焼け止めクリームを顔や腕に塗っていても、背中は忘れてしまいやすいです。普段から背中も紫外線対策することを意識して、ビタミンCなどシミの改善に効果が期待できる栄養素を積極的に摂りましょう。食事から摂ることが難しい場合は、サプリメントを利用しましょう。また、紫外線を浴びすぎないように、背中が隠れる服を着用したり、しっかりと保湿したりして対処しましょう。十分な睡眠や栄養バランスのとれた食事で、肌の新陳代謝の機能を保たせることも大切です。ニキビ跡もシミの原因の一つなので、ニキビケアもあわせて行いましょう。

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