妊活の基礎知識
2017年04月28日更新 2017年03月31日公開

妊婦健診の内容について

妊娠していることが判明すると、出産までの間にさまざまな健診や検査が行われます。妊娠から出産までの流れや、どのような検査をするのか確認してみましょう。今回は検査の際の注意点についても、ドクター監修の記事でお届けします。

妊娠が確定し出産までの間は多くの健診が必要とされ、安全に赤ちゃんを出産できるようにさまざまな検査が行われます。まずは妊婦健診の流れを知り、どのような検査が行われるのかを覚えておきましょう。

妊娠から出産までの流れ

妊娠から出産までの流れをご紹介します。

妊娠6週(妊娠2か月)

妊娠が判明するのが6週目の頃です。この時期から8週くらいまでに胎児の心拍が超音波検査により確認できるようになります。

妊娠8週(妊娠3か月)

妊娠8~10週になる頃に出産予定日が決定されることが多いです。予定日が確定すると、母子手帳を取得することが可能になります。

妊娠10週(妊娠3か月)

妊娠初期の検査として、血液検査と子宮癌検査が行われることがあります。

妊娠12週(妊娠4か月)

一般的な健診が行われます。この頃に母子手帳へ記入がスタートします。

妊娠18〜19週(妊娠5か月)

早ければ胎動を感じるようになります。しかし、胎動を感じられる時期は個人差があり、遅くとも22週頃までには感じられるようになるとされています。

妊娠20週(妊娠6か月)

妊娠中期の検査として、血液検査や超音波検査が行われます。

妊娠22週(妊娠6か月)

妊娠22~36週までに出産した場合「早産」と判定されます。

妊娠28週(妊娠8か月)

この時期には逆子チェックが行われることが多くなります。

妊娠32週(妊娠9か月)

妊娠後期の検査として、血液検査、超音波検査、10回胎動カウントなどが行われます。

妊娠34週(妊娠9か月)

妊娠34週頃になると腟分泌物B群溶連菌検査(GBS)が行われます。また、この時期に産前休暇の取得が可能になります。

妊娠36週(妊娠10か月)

妊娠36週頃になると貧血検査、ノンストレステスト(NST)が行われます。これ以降は毎週健診を行うことになるのです。

妊娠37週(妊娠10か月)

一般的な健診を行います。妊娠37週0日以降に出産した場合、「正期産」とされます。

妊娠41週(妊娠10か月)

引き続き、一般的な健診を行います。

妊娠41週6日目まで「正期産」と分類されることが多くなります。

妊婦健診の内容

妊婦健診で行われる検査の内容を見ていきましょう。

妊娠初期検査

1)ABO・Rh

母体がRh(-)、赤ちゃんがRh(+)である場合、免疫グロブリンを注射する必要があります。

2)間接クームス試験

血中に特殊な抗体(血液型不適合妊娠の原因になるようなもの)がいないかを調べます。

3)血液一般検査

貧血の程度や白血球・血小板の数に異常がないかを検査します。

4)血糖値検査

ブドウ糖の処理能力が低いと妊娠糖尿病になるため、血糖値検査が行われます。

5)TP抗体ガラス板法

梅毒血性反応検査になります。すべての妊婦が対象です。

6)HBs抗原検査

B型肝炎ウイルスの有無を検査し、陽性の場合ウイルスの活動性がさらにチェックされます。

7)HCV抗体検査

C型肝炎ウイルスに対する免疫があるかを調べます。

8)HIV抗体検査

エイズウイルスの抗体を持っているか確認する検査です。

9)ATLA抗体検査

成人T細胞白血病ウイルスに対する免疫があるかが調べられます。

10)風疹抗体検査

過去に風疹にかかったことはあるのか、風疹予防接種による抗体がきちんとあるのかなどが調べられます。

11)トキソプラズマ抗体検査

トキソプラズマに対する抗体があるかを調べます。

妊娠中期検査

1)クラミジア抗原検査

産道で赤ちゃんが感染すると肺炎や結膜炎の可能性が高まるため、クラミジアに感染していないかをチェックします。

2)血液一般検査

貧血の程度や白血球・血小板の数に異常がないかを検査します。

3)血糖値検査

妊娠糖尿病のチェックを行います。糖負荷試験によって調べることもあります。

妊娠後期検査

1)血液一般検査

貧血の程度や白血球・血小板の数に異常がないかを検査します。

2)GBS検査

B群連鎖球菌の有無を確認する検査です。

健診の際の注意事項

産婦人科を受診する際、注意することや持ってくるべきものなどをご紹介します。

膣の中を念入りに洗浄しない

医師にデリケートな部分を見せるためお風呂やシャワーなど入ってよいのか気になりますが、普段通りに体を清潔にして構いません。しかし、腟の中まで念入りに洗浄してしまうのは避けましょう。検査前は外陰部をキレイに洗うだけでよいです。また、カミソリで傷つけるようなデリケートゾーンのお手入れもやめたほうが無難です。

当日の服装

下着を脱いで検査することになるためなるべく着脱しやすい服装にします。補正下着など時間を要するものは避けておきます。

持っていくもの

基礎体温をつけている場合、基礎体温表も忘れずに持っていきましょう。また、他の病院で検査したときの結果やお薬手帳があれば持参することをおすすめします。

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